M3-2018春 出展情報
音系メディアミックス同人即売会「M3-2018秋」に参加します!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
当日のサークルスペースは”第一展示場 R-24b”となります。
会場でお待ちしています!
【開催日時】
2018年4月29日(日) 11:00~15:30
【会場】
東京流通センター(TRC)
【入場料】
当日 1,000円 (当日会場で販売) 前売 1,080円 ※いずれもカタログ代含む
イベントの詳細はこちらの公式サイトでチェック!
SOUND VOLTEX 7th KACオリジナル楽曲コンテスト優秀賞
を受賞しました!
°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
I'll be born…(フゥ―――…☆The 7th KAC楽曲コンテスト採用作品第2弾が3月22日、
Ω Dimensionで眼を醒ます…皆輝かしき受賞作品…誕生の瞬間をYOUも筐体の前で感じようッ!)https://t.co/dolihZ0S2F #SDVX pic.twitter.com/NBGKSwUI3z— SOUNDVOLTEX STAFF (@SOUNDVOLTEX573) 2018年3月20日
えろい…
Ω Dimension Phase.4にて「メルヘン風紀委員会」から「Яe’s NoVǢ」までの6曲を解禁すると出現!頑張って解禁してくださいね!
(๑ʘ∆ʘ๑)
こちらで試聴、採用コメントが掲載されてますので是非チェックしてください!
( ˘ω˘)
以下この曲について語ってみます
AwakeningはComplextroというジャンルを基調にしています。ComplextroとはElectro Houseの派生、”complex”と”electro”とを混ぜた混合語、多くの音色を素早く連続で切り替えながら構成していく技巧的な音楽です。過去のtechnoplanet曲で言うとTerminal CityやThe Lightless Worldがそれにあたります。本流のComplextroはシンセベースをメインに構成していくのですが、僕の場合はリードシンセやピアノの割合が多くなっています。これは単純に僕が得意とする音色のレパートリーに起因するものです。
この曲を一聴して、「難解だ」「複雑だ」といった意見がいくつか見受けられましたが、上記の通りComplextroを基調としていますので、それは正しい認識です。(ただし通常BPM=130前後で構成されるComplextroをBPM=208で作るという無茶苦茶なことをやったのですが…)
そしてこのComplextroにオーケストラを加えました。そもそも僕が一番に作りたかったものはオーケストラだったんです。サウンドクリエイター・オブ・ザ・イヤー2016での受賞から僕自身オーケストラは持ち味であり、大きな強みだと考えていまして。これを音楽ゲームに活かしたいという思いが以前からあったんです。ただ音楽ゲームにオーケストラを合わせるということは非常に難しいんです。音色一つ一つのアタックの弱さ、音楽ゲームにとにかく重要な”リズム”がどうしても弱くなってしまうからです。いかにオーケストラ音源で強い音を鳴らしても、分厚いリードシンセやギター、クラブ系のキック等には劣ってしまいます。音楽ゲームにはとにかく”キレのある音”が必要なんです。そういう意味では音ゲー曲を作るときのリード音色の選択肢って結構狭まってくるんですね。作ってみるとよくわかるのですが。。そういう訳でAwakeningは、まずハイスピードComplextroで切り込み、オーケストラを繋ぎ、その後両方を組み合わせるという構成になりました。結果的にあまり例の無い組み合わせで面白い試みになったと思います。
そしてやはり僕の十八番のピアノは今回もこれでもかと詰め込んでいます。中盤のブレイク地帯のピアノ、後半の高速ピアノ、ラストのカットアップピアノ、全て異なるアプローチでアレンジしています。ブレイク地帯のピアノはメロディ重視で、ピアノバラードを作るように軸となるフレーズを構成。その後細かく装飾音を加えていく形でアレンジしました。後半の高速ピアノは即興演奏を元に、とにかく流れるような自然なフレージングを目指しました。(このスピードで自然というのもアレなのですが…)
一転してラストのカットアップ地帯は、ピアノのワンショット、ワンコード、短いフレーズ等の単位でサンプリング、それを並べていくという手法を用い、トリッキーで複雑なアレンジを心がけました。専門的で難しいと思いますが要するにTepic Tepochのイントロのようなやつです。
このように同じピアノでもどうにか変化をつけて各展開を際立たせようと策を講じているんですね。これが聴く人に上手く伝われば良いなぁと思いながら作っていたのですが。。
この曲が優秀賞に選出され、一定の人達に受け入れられたという結果は大きな収穫でした。自分でもかなり無茶苦茶なことをした自覚はありますので、、これはどう評価されるのかな…?といった感じで。勿論自分がやれることは精一杯つぎ込んだのですが、”絶対の自信”とかはありませんでした。
あと最優秀賞に輝いたIは本当に優れた曲です。一般の方が聴いてもわかることだと思いますが、僕自身曲を作る人間なので、細かい点まで尚更よくわかります。一つ一つの音がとても洗練されていて綺麗で有効なんですね。無駄がない。音ヌケの良さという観点ではあの手のジャンル・音色は最強というのはあるのですが、とにかく、もうとにかくスマートだなぁと感じました。めちゃくちゃ上手いです。とても勉強になります。でも今後僕がまんま真似してああいう曲で勝負とかはしませんよ。真似しても勝てないですからね。それでも取り入れられるファクターはたくさんありますので。糧にしたいと思います。
そんな訳で今後音楽ゲームは引き続き頑張っていこうかなぁと思ってますので、technoplanetをナニトゾよろしくお願いします。
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